エアコンの仕組み、省エネ運転についてわかりやすく解説するサイト『エアコンの上手な使い方』

●●●省エネ運転2●●●

【室外機の前面】

エアコンが運転する際、室外機は外気を取り入れて冷媒を通じて熱交換をし、室外機前面
から排気を放出します。
この排気は熱交換に使用されているため、冷房運転時は熱を持った高温の排気を、暖房運転時
には冷気を放出します。
室外機の前面、排気される方向にフェンスや壁があり排気が跳ね返るような構造だった場合、
自らの排気を再度吸い込んでしまうため、エアコンの熱交換能力が非常に悪くなります。
この給気と排気が近接し、影響しあう状態を「ショートサーキット」と言います。
ショートサーキットはエアコンの能力を大きく落としてしまいますので、これは絶対に
避けなければいけません。
ショートサーキットを防止するために、室外機は格子状のフェンスの前に設置して外部に
放出するなど、排気と給気が近づかないような配置をすることに気をつけましょう。
二台以上のエアコン室外機を設置している場合も、お互いの室外機同士が対面に向かい合う
配置はショートサーキットを起こし、エアコンの熱交換の効率が非常に悪くなります。
室外機を互いにフェンスの外を向かせる配置にするのが原則ですので注意しましょう。

【室外機への直射日光】

エアコン室外機は熱交換を行っていますので、冷房時は室外機から熱を放出します。
ですので、室外機が熱くなっていると熱交換の効率が悪くなり、消費電力が大きくなって
室内の冷房が弱くなったりします。
室外機への直射日光を遮蔽することで温度を下げ、熱交換効率を向上させることができます。
ただし、遮蔽によって室外機の排気を遮ってしまわないよう設置場所には注意が必要です。

【フィルターの清掃】

エアコンは部屋の空気を室内機で給気し、冷媒を通じて室外機で冷却しています。
室内機の給気部分のフィルターを清掃せず、ほこりが蓄積している状態で運転させていると、
空気の循環が阻害されて風量が減少し運転効率が低下します。
エアコンは一般的に、フィルターの汚れによって能力が1〜2割減少すると言われています。
また、フィルターの汚れはエアコンの能力を低下させるだけでなく、ファンやフィルターに
付いたほこりを部屋中にまき散らしてしまい、ハウスダストによるアレルギーの原因にも
なりますので、2週間に1回程度は掃除機等によってフィルターの掃除をしましょう。